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等幅フォントとプロポーショナルフォント

今回はフォントのお話です。
フォント(font)とは、コンピュータ画面に表示したり、紙面に印刷したりするために利用できるようにした書体データを意味しています。
皆さんのパソコンにはいろいろなフォント(書体データー)が用意されています。
明朝体、ゴシック体、行書体、ポップ体が代表的な書体ですが、
もう一つの区分として等幅フォントとプロポーショナルフォントがあります。
それぞれの文字の幅が統一されているフォントを等幅フォント、そうでないフォントをプロポーショナルフォントと呼んでいます。
「あのモデルさんはプロポーションが良いからすっきり見えるね」・・・と言うときのプロポーションと同じです。
一般にプロポーショナルフォントの方が自然で読みやすいとされています。
フォントには、MS 明朝、MS P明朝、MS ゴシック、MS Pゴシック、HG 行書体、HG P行書体、HG 創英角ポップ体、HG P創英角ポップ体・・・・などと名前が付けられています。その中で「P」の文字が入っているフォントがプロポーショナルフォントなのです。

下の例は上段が等幅フォントである「MS 明朝」、下段がプロポーショナルフォントである「MS P明朝」です。これでよくお判りだと思います。
プロポーショナルフォントの方が美しく見えませんか。等幅フォントは間延びして見えませんか。
どんなフォントを使うかは皆さんの好みで選択できるようになっているのです。
等幅フォントとプロポーショナルフォント_d0181824_11474698.jpg


さて、今日のテーマの発端はかねてから気になっていたメールの文言からです。

Outlook Express等のメールソフトで受信したメールの冒頭に
『メールが崩れて見える場合は「等幅フォント」でご覧ください』
とか
『フォント指定を、Windows[MSゴシック]、Mac[Osaka等幅]等に設定すると、より見やすくなります』
との文言です。
上記のことをご存知の方は直ぐに理解できると思いますが、不慣れな人には何のことやら??です。

これは、
メールソフトには表示するフォントを指定する機能があり、その設定を等幅のフォントにして下さいということなのです。

下の文面は7月5日にExciteから届いたメールの一部です。
左が等幅フォントである「MS ゴシック」、右がプロポーショナルフォントである「MS Pゴシック」に設定した表示です。(クリックすると拡大します)
等幅フォントの方は文面のバランスや表示の崩れはありませんね。
等幅フォントとプロポーショナルフォント_d0181824_14274082.jpg等幅フォントとプロポーショナルフォント_d0181824_14284932.jpg

メールの発信者は等幅フォントでレイアウトデザインしているので見る時は等幅フォントで見てくださいということです。

ではフォントの指定はどうするのでしょう。
次回は指定方法についてお話します。

by PC-otasukeman | 2011-07-09 12:21 | Comments(0)

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