2014年 05月 28日
Windows XP をお使いの方へ
お助けマンの机の上にはWindows XP、7、8.1の3台のノートパソコンが並んでいます。
皆さんのご質問やご相談に対してお答えするための心強い相棒達です。
Windows XP のサポートは4月9日に終了しました。
7週間が過ぎ、XPの出番がめっきり少なくなり、久し振りに電源を入れてみました。
パソコンをウイルス等から守るためには、Windows Updateで弱いところを治し、ウイルス定義ファイルの更新でワクチン注射をしておくことです。
サポート終了後の様子を見てみましょう。(5月27日現在)
ウイルス対策ソフトはMicrosoft Security Essentials (MSE)です。
さすがにマイクロソフトが提供するソフトです。デスクトップに警告画面が出てきました。
MSEの管理画面です。
XPのサポート終了を告げる文言が並んでいます。
リアルタイム保護は有効になっています。
定義ファイルの更新サービスも継続されていました。
更に、Windows Update を手動で実行してみました。
更新履歴を見てみると 4月9日以降も更新プログラムがインストールされています。
5月2日に1件、5月16日に2件、影響の大きな不具合は特例としてサポートされているようです。
マイクロソフト社の姿勢は評価したいですね。
ただ、対応は手薄になることは否めません。
現状を理解した上でXPを使うことにしましょう。
電源を入れた時はまず最初にWindows Updateを実行したいと思います。
【お助けマンの疑念】
MSEの警告文の中の次の文言に疑念を感じます。
「Microsoft Security Essentials はサポートされなくなったため、お使いのPCが危険にさらされる可能性があります」
定義ファイルの更新が継続され、リアルタイム保護が有効になっています。
サポート終了で更新プログラムが提供されなくなっただけです。
「MSEはサポートされなくなったため」「PCが危険」とは理解できないのです。
完
by PC-otasukeman | 2014-05-28 11:38 | Comments(0)