2016年 07月 28日
バックアップと回復(改訂)
パソコンの異常は地震のように突然やってきます。
その時困らぬよう、パソコンが元気なうちに準備と訓練をしておきましょう。
① Windows 10 のパソコンを購入した方、
② Windows 10へアップグレードした方、
③ Windows 7、Windows 8 を今後も使い続ける方、
いずれの方も対象ですが、特にWindows 10 にアップグレードした方は早めに実行してください。
【バックアップ3点セット】
写真や文書等のデーターをDVD、USB等の外部メモリにバックアップ(コピー)している方は多いと思います。
ここでは「パソコンが起動できない」という事態に備えてのバックアップです。
次の手順書を参考にしてバックアップ3点セットを作成してください。
① 再セットアップメディア(リカバリーメディア)を作成する→方法はこちら
パソコンが起動しないとき、これを使ってパソコンを初期状態(出荷時)に戻します。
② システム修復ディスク(起動ディスク)を作成する。→方法はこちら
パソコンが起動しないとき、「システム回復ツール」を起動して回復操作を実行します。
③ Cドライブを丸ごと外付けハードディスクにコピーする。→方法はこちら
パソコンの調子が悪くなったときに、これを使って元気なときの状態に戻します。
3点セットは異常時しか使いません。
「取扱説明書」、「各種ID、パスワード」とともに、大切に保管してください。
【機械は苦手という方へ】
バックアップ3点セットだけは確保してください。
パソコンに詳しい方に回復操作をお願いするとしても、バックアップ3点セットが無いとどうにもなりませんから。
【回復】
パソコンを初期状態(出荷時)に戻したり、元気なときの状態に戻すとき、「システム回復ツール」を使います。
このツールは通常はパソコン内のものを使いますが、非常事態(パソコンが起動出来ないなど)のときは「システム修復ディスク」もしくは「再セットアップメディア」から起動します。
【回復操作】
回復操作はメーカー・機種によっていろいろです。パソコンの取扱説明書に詳しく書かれていますので、確認しながら行ってください。
ここではNEC・Lavie LS150/R Windows 8.1を10にグレードアップしたパソコンの場合で説明します。
回復操作は少し難解です。日頃の訓練が必要です。興味のある方はご自分のパソコンで練習してみてください。
(画像はクリックすると拡大します)
【パソコンが起動できる場合】
① スタートボタンをクリックし、スタート画面の[設定]をクリックします。
② 設定画面がでましたら、[更新とセキュリティ]をクリックします。
③ 更新とセキュリティの画面が出ましたら[回復]をクリックします。
回復メニューが出てきます。
まず、「このPCを初期状態に戻す」の[開始する]をクリックしてみます。
④ オプション選択画面が出ます。
私のパソコンには3つの選択肢があります。一番上の[個人用ファイルを保持する]をクリックしてみましょう。
⑤ お使いのアプリが削除されます。削除されるアプリのリストが出てきます。確認して[次へ]をクリックします。
注:購入時に入っていた筆ぐるめ、再セットアップメディア作成ツール等、メーカーが用意してくれたアプリも削除されるようです。アップグレードしたパソコンの初期状態とはマイクロソフトが用意したアプリだけの状態のようです。
⑥ 戻す準備が出来たら、[初期状態に戻す]をクリックすれば処理が開始されます。(ここでは[キャンセル]をクリック)
このように簡単操作で初期状態に戻すことができるのです。
注:「初期状態に戻す」「実行する」等の処理を開始するボタンは慎重にクリックしてください。
他の選択肢[すべて削除する]、[出荷時の設定に戻す]も同様です。
注:店頭のパソコンを調べましたが、「出荷時の設定に戻す」という選択肢はありませんでした。皆さんのパソコンはどうでしょうか?
⑦ 次に 更新とセキュリティの画面に戻り、「PCの起動をカスタマイズする」を実行してみましょう。
こちらは再起動が必要です。[今すぐ再起動する]をクリックします。
⑧ 再起動後「システム回復ツール」が起動します。このツールから、
システムの復元、イメージでシステムを回復、スタートアップ修復、等が出来るようになっています。
【パソコンが起動できない場合】
「システム回復ツール」は「システム修復ディスク」もしくは「再セットアップメディア」から起動します。
システム回復ツールの起動方法(こちらをクリック)はこちらをご覧ください。
システム回復ツールの画面です。若干違いがあります。
回復方法の詳細手順は次の機会にご紹介します。
すこし、理解して頂けたでしょうか?
その時困らぬよう、パソコンが元気なうちに準備と訓練をしておきましょう。
① Windows 10 のパソコンを購入した方、
② Windows 10へアップグレードした方、
③ Windows 7、Windows 8 を今後も使い続ける方、
いずれの方も対象ですが、特にWindows 10 にアップグレードした方は早めに実行してください。
【バックアップ3点セット】
写真や文書等のデーターをDVD、USB等の外部メモリにバックアップ(コピー)している方は多いと思います。
ここでは「パソコンが起動できない」という事態に備えてのバックアップです。
次の手順書を参考にしてバックアップ3点セットを作成してください。
① 再セットアップメディア(リカバリーメディア)を作成する→方法はこちら
パソコンが起動しないとき、これを使ってパソコンを初期状態(出荷時)に戻します。
② システム修復ディスク(起動ディスク)を作成する。→方法はこちら
パソコンが起動しないとき、「システム回復ツール」を起動して回復操作を実行します。
③ Cドライブを丸ごと外付けハードディスクにコピーする。→方法はこちら
パソコンの調子が悪くなったときに、これを使って元気なときの状態に戻します。
3点セットは異常時しか使いません。
「取扱説明書」、「各種ID、パスワード」とともに、大切に保管してください。
【機械は苦手という方へ】
バックアップ3点セットだけは確保してください。
パソコンに詳しい方に回復操作をお願いするとしても、バックアップ3点セットが無いとどうにもなりませんから。
【回復】
パソコンを初期状態(出荷時)に戻したり、元気なときの状態に戻すとき、「システム回復ツール」を使います。
このツールは通常はパソコン内のものを使いますが、非常事態(パソコンが起動出来ないなど)のときは「システム修復ディスク」もしくは「再セットアップメディア」から起動します。
【回復操作】
回復操作はメーカー・機種によっていろいろです。パソコンの取扱説明書に詳しく書かれていますので、確認しながら行ってください。
ここではNEC・Lavie LS150/R Windows 8.1を10にグレードアップしたパソコンの場合で説明します。
回復操作は少し難解です。日頃の訓練が必要です。興味のある方はご自分のパソコンで練習してみてください。
(画像はクリックすると拡大します)
【パソコンが起動できる場合】
① スタートボタンをクリックし、スタート画面の[設定]をクリックします。
② 設定画面がでましたら、[更新とセキュリティ]をクリックします。
③ 更新とセキュリティの画面が出ましたら[回復]をクリックします。
回復メニューが出てきます。
まず、「このPCを初期状態に戻す」の[開始する]をクリックしてみます。
④ オプション選択画面が出ます。
私のパソコンには3つの選択肢があります。一番上の[個人用ファイルを保持する]をクリックしてみましょう。
⑤ お使いのアプリが削除されます。削除されるアプリのリストが出てきます。確認して[次へ]をクリックします。
注:購入時に入っていた筆ぐるめ、再セットアップメディア作成ツール等、メーカーが用意してくれたアプリも削除されるようです。アップグレードしたパソコンの初期状態とはマイクロソフトが用意したアプリだけの状態のようです。
⑥ 戻す準備が出来たら、[初期状態に戻す]をクリックすれば処理が開始されます。(ここでは[キャンセル]をクリック)
このように簡単操作で初期状態に戻すことができるのです。
注:「初期状態に戻す」「実行する」等の処理を開始するボタンは慎重にクリックしてください。
他の選択肢[すべて削除する]、[出荷時の設定に戻す]も同様です。
注:店頭のパソコンを調べましたが、「出荷時の設定に戻す」という選択肢はありませんでした。皆さんのパソコンはどうでしょうか?
⑦ 次に 更新とセキュリティの画面に戻り、「PCの起動をカスタマイズする」を実行してみましょう。
こちらは再起動が必要です。[今すぐ再起動する]をクリックします。
⑧ 再起動後「システム回復ツール」が起動します。このツールから、
システムの復元、イメージでシステムを回復、スタートアップ修復、等が出来るようになっています。
【パソコンが起動できない場合】
「システム回復ツール」は「システム修復ディスク」もしくは「再セットアップメディア」から起動します。
システム回復ツールの起動方法(こちらをクリック)はこちらをご覧ください。
システム回復ツールの画面です。若干違いがあります。
回復方法の詳細手順は次の機会にご紹介します。
すこし、理解して頂けたでしょうか?
by PC-otasukeman | 2016-07-28 12:24 | Comments(0)