2012年 05月 03日
スリープと休止状態
一部修正しました。(5月3日18時)
パソコンの終了の仕方には「シャットダウン」と「スリープ」と「休止状態」があります。
その違いについて勉強してみましょう。
Windows 7
の終了
●シャットダウン
●スリープ
●休止状態
下の図はパソコンの記憶部を表すものです。
【半導体メモリ】
高速で読み書きできるメモリです。電源が切れると記憶したものが消えてしまいます。
起動したプログラムとデータ等をこのエリアに展開して処理が実行されます。
コンピュータ用語で「主記憶装置」と呼ばれるところです。
【ハードディスクメモリーCドライブ】
磁気で記憶しているので電源が切れても内容は消えることはありません。
読み書きの速度は半導体メモリに比べると非常に遅いです。
Cドライブにプログラムファイルやデーターファイル等が保存され、プログラムが起動されると、これらの内容が半導体メモリに展開されます。コンピュータ用語で「補助記憶装置」と呼ばれるところです。
ハードディスクメモリの読み書きが入ると時間がかかります。
【シャットダウン】
処理をしたデータを所定のハードディスクメモリに保存して電源を切る方法です。
再び電源ボタンを押すとイチからプログラムを起動しなければなりません。
速度の遅いハードディスクから半導体メモリにせっせと移すため、時間がかかってしまいます。
パソコンによって違いますが1分~3分は待たなければなりません。
【スリープ】
パソコンにわずかな電気を流し、半導体メモリにプログラムやデータを保存したまま、電気を切ったような状態にすることです。再び電源ボタンを押すと、スリーブの直前の状態に戻ります。
プログラムやデーターの出し入れが発生しないため直ぐに使えるようになります。
この状態で電源トラブルが発生すると半導体メモリの中身が消えてしまいます。
大切なデータをスリープの状態で長く放置するのはお勧めできません。
私のパソコンはスリープの状態になると赤いランプが点滅します。「注意しなさい!!」の意味なのです。
中央のランプが電源ランプ。左:電源オン、中:スリープの赤点灯、右:電源オフ
【休止状態】
半導体メモリの中のプログラムやデータを、そっくりCドライブに移して電源を切る方法です。
再び電源ボタンを押すと、休止状態にする直前の状態に戻ります。
Cドライブに移されたプログラムやデータを半導体メモリに戻すため、スリープに比べると起動するのにやや時間がかかりますが、シャットダウンに比べると素早く起動できます。
こちらは、データは消えることがありませんので長く放置しても安心です。
ただし、Cドライブに休止状態用の空き領域が必要ですから注意してください。
【注意】
「スリープ」も「休止状態」もパソコンは使用中の状態です。
Windows のUpdate等、電源オフのタイミングまたはオンのタイミングのときにしか実行できない処理がありますので、1日の作業が終了したら「シャットダウン」で終了するようにしてください。
以上
パソコンの終了の仕方には「シャットダウン」と「スリープ」と「休止状態」があります。
その違いについて勉強してみましょう。
Windows 7
の終了
●シャットダウン
●スリープ
●休止状態
下の図はパソコンの記憶部を表すものです。
【半導体メモリ】
高速で読み書きできるメモリです。電源が切れると記憶したものが消えてしまいます。
起動したプログラムとデータ等をこのエリアに展開して処理が実行されます。
コンピュータ用語で「主記憶装置」と呼ばれるところです。
【ハードディスクメモリーCドライブ】
磁気で記憶しているので電源が切れても内容は消えることはありません。
読み書きの速度は半導体メモリに比べると非常に遅いです。
Cドライブにプログラムファイルやデーターファイル等が保存され、プログラムが起動されると、これらの内容が半導体メモリに展開されます。コンピュータ用語で「補助記憶装置」と呼ばれるところです。
ハードディスクメモリの読み書きが入ると時間がかかります。
【シャットダウン】
処理をしたデータを所定のハードディスクメモリに保存して電源を切る方法です。
再び電源ボタンを押すとイチからプログラムを起動しなければなりません。
速度の遅いハードディスクから半導体メモリにせっせと移すため、時間がかかってしまいます。
パソコンによって違いますが1分~3分は待たなければなりません。
【スリープ】
パソコンにわずかな電気を流し、半導体メモリにプログラムやデータを保存したまま、電気を切ったような状態にすることです。再び電源ボタンを押すと、スリーブの直前の状態に戻ります。
プログラムやデーターの出し入れが発生しないため直ぐに使えるようになります。
この状態で電源トラブルが発生すると半導体メモリの中身が消えてしまいます。
大切なデータをスリープの状態で長く放置するのはお勧めできません。
私のパソコンはスリープの状態になると赤いランプが点滅します。「注意しなさい!!」の意味なのです。
中央のランプが電源ランプ。左:電源オン、中:スリープの赤点灯、右:電源オフ
【休止状態】
半導体メモリの中のプログラムやデータを、そっくりCドライブに移して電源を切る方法です。
再び電源ボタンを押すと、休止状態にする直前の状態に戻ります。
Cドライブに移されたプログラムやデータを半導体メモリに戻すため、スリープに比べると起動するのにやや時間がかかりますが、シャットダウンに比べると素早く起動できます。
こちらは、データは消えることがありませんので長く放置しても安心です。
ただし、Cドライブに休止状態用の空き領域が必要ですから注意してください。
【注意】
「スリープ」も「休止状態」もパソコンは使用中の状態です。
Windows のUpdate等、電源オフのタイミングまたはオンのタイミングのときにしか実行できない処理がありますので、1日の作業が終了したら「シャットダウン」で終了するようにしてください。
以上
by PC-otasukeman | 2012-05-03 14:00 | Comments(2)
Commented
by
miyakeoriibu at 2012-05-03 15:56
パソコンを終わるときは「シャットダウン」にしています。
「スリープ」と「休止状態」の違いが分かりません。
使用中、そのままの状態にしておいて席を立ち、
しばらくすると電源が切れているので、電源をいれ
パスワードを入力すると直前の状態になります。
これは「スリープ」? 「休止状態」? のどちらですか。
「スリープ」と「休止状態」の違いが分かりません。
使用中、そのままの状態にしておいて席を立ち、
しばらくすると電源が切れているので、電源をいれ
パスワードを入力すると直前の状態になります。
これは「スリープ」? 「休止状態」? のどちらですか。
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