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Windows XP サポート終了に思う

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「Windows XP のサポート終了まであと4か月」
2014年4月9日で終了します。
XP パソコンをお持ちの方は耳タコですね。
しかし、「サポート終了」はWindows Vista、Windows 7、Windows 8にもいずれやってきます。

そんな訳で今回は「サポート終了」について考えてみましょう。

【サポート終了とは】
製品には寿命があります。
寿命期間中、メーカーは不具合を改善したり故障したら修理してくれます。
また製品に関する問い合わせに対しても対応してくれます。
「改善」「修理」「対応サービス」が「サポート」です。

マイクロソフト社は、
製品である、「Windows XP」 と「Office 2003 」は寿命を全うしたので、
2014年4月9日をもってサポートを終了するということです。

【関係メーカーの対応姿勢】
長い間のサポートに対してまずは感謝です。
しかし、メーカーのホームページを見て、お助けマン、メーカーにお願いしたい事ができました。

【マイクロソフト社】
Windows XP を開発・製品化しているメーカーです。
ホームページ
「Windows XP と Office 2003 のサポートがまもなく終了します」(ここをクリック)です。
「セキュリティの脅威が迫る」前面に出ています。
Windows XP サポート終了に思う_d0181824_729769.jpg


【ソースネクスト社】
ウイルス対策ソフトを開発・製品化しているメーカーです。
ホームページ
「Windows XPサポート終了のお知らせ」(ここをクリック)です。
「ワクチンファイルの提供のみ2015年12月末まで継続する」に注目です。
Windows XP サポート終了に思う_d0181824_72938100.jpg


【説明】
Windows には生まれながら持っている脆弱性(欠点、欠陥)を持っています。
この脆弱性はWindows が優秀である反面、解決できない問題なのです。
この脆弱性を狙って悪意のある第三者が作ったプログラムがコンピューターウイルスであり、スパイウェアです。

そして、脆弱性をカバーしてウィルスに対抗するのが、
Windows Update によるセキュリティ更新プログラムのインストール
  (マイクロソフト社が提供するもので、この機能がサービス終了するのです。)
ワクチンファイルによるウィルス検知と駆除
  (ソースネクスト社が提供するもので、ワクチンファイルの提供のみ継続されるのです。)
ワクチンファイルとはウィルス定義ファイルとも呼ばれており、コンピュータウィルスの情報ファイルです。
新しいウィルスやスパイウエアが発見されると更新されるファイルです。
ウィルス対策ソフトをパソコンにインストールしておけば、毎日ファイルは自動的に更新され、ファイルに登録されているウィルスは検知され駆除される仕組みになっています。

【お助けマンの願い】
もうお分かりだと思いますが、
上記①ないし②でセキュリティの脅威から守られるのですから、
マイクロソフト社に「セキュリティ更新プログラム」だけは継続して提供して欲しいということです。

いろいろな理由でXPを使わざるをえない人が必ず出てくる筈です。
「脆弱性」という言葉に甘えることなく、原点に戻って対応して頂きたいですね。

後4カ月、どうなることでしょうか。
注目していきましょう。

    

by PC-otasukeman | 2013-12-10 18:00 | Comments(2)

Commented by shizuo7f at 2013-12-12 20:40
「…原点に戻って対応して頂きたいですね」。
お助けマンさんそうですね~、出来る事で有れば。

でも、そうはいかないんですね、なんにでも終わりが、限界が。
メカとしてはまだ使えても、PCの宿命…。
改めてサポートについて、考えるきっかけが。
Commented by パソコンお助けマン at 2013-12-12 22:54 x
★ shizuo7f さん
コメントありがとうございます。
マイクロソフト社のこれまでの対応(サポート延長)には感謝していますが、「脅威が迫る」の文言には納得いかず、愚痴を言ってしまいました。
(↑)のホームページを書いた人は「脆弱性」を理解しているのでしょうか?
文言には配慮願いたいですね。

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